ゆずの故郷、平井の里。
ゆず平井の里について

和歌山県南部、紀伊半島の南側に位置する古座川町は、人口わずか3,700人程の小さな町です。面積は294.52平方キロで、その95%が森林で、主な産業は農業と林業と言うことになります。

全国屈指の古座川には景勝地、”一枚岩”や天を突き上げるような”天柱岩”、浸食された”牡丹岩”など巨岩、奇岩が続き、日本の小桂林とも呼ばれています。

その古座川町の山間部の一番奥に、豊かな自然に囲まれた平井地区があり、ゆずの故郷平井は、大塔山系の原生林が残る深山にあり、源氏落人伝説が残る静かな山間の里で、200人ほどが力を合わせて、ユズの栽培や加工、林業に取り組んでいます。

日本屈指の清流古座川のほぼ源流部になり、きれいな川には鮎、コサメ(アマゴ)、ウナギ、ハヤなどが泳ぎ回り、特別天然記念物のオオサンショウウオも見ることができます。
 山には鹿、イノシシ、猿、キジなどたくさんの動物が、豊かな自然に守られ生息しており、人も動物も、鳥や虫たちもノンビリと、そして時間もゆっくりと進んでいます。

優良なゆずの産地は温暖な海岸地域より山間部に多く、平均気温も12〜15度のあたりが適地とされています。この気象条件に恵まれ、すみきった空気、綺麗な水、豊かな自然のもとで育った平井はゆず栽培には最適の環境。

そんな平井で作られるユズは、今年も元気に育っています。